小遣い制サラリーマンの銀貨収集日記

これまでに収集したコインや今後、新たに収集したコインを紹介しています。

No.006 旭日竜大型50銭銀貨(明治4年後期)

こんにちは、蒼い彗星です。

本日は、今年の夏頃に購入した日本の明治時代に発行された「旭日竜大型50銭銀貨」を紹介します。

◼️旭日竜大型50銭銀貨(明治4年後期)
◼️発行年:1871年(明治4年)
◼️量目:約12.5g
◼️品位:0.800
◼️直径:32mm
◼️発行期間:1870-1871年

f:id:progress0417:20231120190136j:image
f:id:progress0417:20231120190144j:image

こちらの銀貨は前回紹介した「旭日竜小型50銭銀貨」同様、手変わりやエラー品が多いコインになりますが、本コインは「密葉脈・正陽光・止本」という非常にオーソドックスな個体となります。

f:id:progress0417:20231120190140j:image

ただ「裏写り」という裏面の図柄が表面に出るエラーが発生しており、年号面の竜の図柄に、裏の菊紋面の旭日の図柄がうっすら見えます。

裏写りエラーの中では、比較的オーソドックスな種類にはなりますが、裏写り自体は少ないので、レアな個体であることは間違いないです。

また本コインは、竜のお腹あたりのウロコが2枚になっていることから、「大ウロコ」と呼ばれ、明治4年後期に発行されたものになります。

※ちなみに、前期はウロコが2枚+半分となっており、「小ウロコ」とも呼ばれています。

こちらはカタログの並品ですと4,000円となっており、メルカリやヤフオクで5,000円前後で入手可能な銀貨になります。